1歳になるまでのトレーニングは、犬の一生を左右します。このパピー時の頃にしか出来ないトレーニングを楽しみながら過ごして下さい。
生後3〜12週は犬の社会化期として、一番大事な社会性を身につける時期です。
好奇心旺盛で怖いもの知らずなので、どんな事にも適応しやすいのです。社会化の他にも、各家庭でのルールなどもこの時期に覚えさせましょう。
トレーニングで大事なのは、子犬にとって楽しい時間であるという事です。しかるのではなくほめることで子犬のやる気をうまく引き出してあげましょう♪
楽しいトレーニングの積み重ねをすることで、飼い主とのコミュニケーションや関係もより良いものになっていきます。
良い事をした後は、ご褒美をあげたりたくさん誉めてあげる。
してほしくない行動をとってしまった後は、ご褒美が出ないということを学習させる。
子犬にとって残念な望ましくない結果が続くと、その行動は自然に繰り返さなくなってきます。
いきなり結果は出ませんので、ゆっくりとあせらずにトレーニングをしていきましょう。
ごほうびは、犬が喜ぶものならばなんでもOKです。最初は食べ物を使った方が効率よくトレーニングは進むでしょう。難しいトレーニングが出来た時はとってもおいしいおやつ。比較的簡単なトレーニングが出来た時は普通のおやつ。といった具合にランク付けしておくのがポイントです。
何度も練習し、上手に出来るようになってきたら、ごほうびはランダムにしましょう。3回に1回あげたり、時には大きなものをあげたりランダムにする事で犬の期待感も膨らみます。
またこれはとっても重要ですが、ご褒美はすぐにあげる事!出来れば3秒以内に!!
犬は過去よりも現在に焦点をあてて、生活しています。
時間がたってからご褒美をもらっても、なんで誉められたのかがわかりません。
常にすぐにご褒美を与えられるように用意しておきましょう。
集中力を高めるには食べ物のご褒美が一番です。でもいつも食べ物でなくてもよいのです。
前述したように、犬の喜ぶものや行動はすべてご褒美なのです。
抱っこされるのが好きな子には抱っこ。なでられるのが好きな子には体をなでてあげる。遊ぶのが大好きな子とは引っ張りっこなどをして遊んであげる。子犬が何をしたがっているのか、よく見ておきましょう。
食べ物以外のごほうびのバリエーションを増やしておくと、食べ物のごほうびの切り上げも楽になります。
1.何度も繰り返し教える
良い行動を覚えさせるためには、繰り返し何度もという事が重要です。きちんと覚えた行動でも時間が経つと忘れてしまいがちです。忘れないうちに繰り返し、良い状況をキープしましょう。
2.言葉やルールは統一する
犬に対する命令「まて」「おすわり」「ふせ」「ついて」etc.家族内で必ず統一した言葉にしましょう。
人によって言葉が違うと混乱してしまいます。
また犬には「今日は特別」などという事は理解できません。家庭内でのルールは、いついかなる時も例外なく守るようにしましょう。
言葉と同様に犬は混乱してしまいます。
例)
・ご飯は人間が終わった後に。→今日は特別に一緒に食べよう。
・食卓に並んでいる人間のごはんのおすそ分けはしない。→今日は特別にと、つまんであげてしまう。
両方ともXです。
3.いろんな状況で練習してみる
「オスワリ・フセ」は家では出来るのに、外ではしない。こういったケースは良く見られるケースです。環境が変わってしまうと、いつもは出来る事ができなくなってしまうという事もありますので、いろんな場所で練習をしてみましょう。
4.いい行動を見逃さないように
悪い行動なかりが目についてしまうというのは良くあります。いい行動を普段からしているのが当たり前と思わず、いい事ができた時には見逃さないで、たっくさんほめてあげましょう♪
5.トレーニングは短時間集中
子犬は特にテンションが高い割に、体力がついていかずに、すぐに疲れてしまうものです。疲れている時には集中力は低くなります。当然この状態では失敗が増えてしまいます。
これは逆効果ですので、一日に数回時間を決めてトレーニングしていきましょう。子犬と遊ぶ時間やコミュニケーションを取る時間にうまくトレーニングを取り入れながらするのもいいですね。
6.体罰は絶対に禁止!!
よい行動が出来るようになるのは、子犬にとって楽しい経験の積み重ねがあってこそです。
出来なかったからといって、マズルをつかんだり、仰向けにしたり、叩いたりなどもっての他です。子犬に恐怖心を与えてしまうだけです。
絶対にしてはいけません。
しっぽをふったり、おなかを見せたりと子犬は様々なしぐさで気持ちを表現します。
このしぐさを正しく読み取る事が出来れば信頼関係もグッとUPするはずです。
とくに注目するべきは「カーミング・シグナル」といわれるボディ・ランゲージの一種です。
これは緊張や不安、興奮をやわらげようとする為に使われるサインです。
自然なボディ・ランゲージなのですが、あまりにも多く出ている場合は注意が必要です。このストレスサインが出始めたらトレーニング時間や生活環境を見直しましょう。
体をかく
皮膚に異常がないのに、しきりに体をかくのはストレスのサインです。足先をしきりに舐めまわす場合もあります。
鼻先を舐める
自分や相手の緊張を和らげようとする時にする仕草です。全身でシグナルをあらわすことが出来ない状況下であらわれる事が多いです。
背を向ける
遊び相手の犬が興奮しすぎた時や、相手や自分の気持ちを落ち着ける時などにでます。
あくびをする
緊張や不安を感じた時、気持ちをしずめるためにおこなう仕草。
体をブルブルする
不安を感じている時、イヤな気分の時などにリラックスしようとしておこないます。
そっぽを向く
他の犬が近づいてきた時など、緊張や不安をしずめるためにおこないます。
ニオイかぎをする
緊張や不安をおさえ、気持ちを落ちつけようとする仕草。ただし本当にニオイをかいでいる場合もあります。
目線をそらす
敵意はないよ。というサイン。他の犬が近づいてきた時や人に正面から見据えられたときなどにおこなう。
上半身を下げる
前足を地面にぺったりつけて、おじぎのような姿勢をとる。敵意がなく、一緒に遊ぼうよ。という時に使われます。
目を細める
伏し目がちになり、目を細めたり、まばたきをすることもあります。対立を避けたいことをあらわしています。
座り込む
他の犬が近づいてきた時などに、ペタンとその場で座り込む。敵意がないということをあらわすシグナルです。
体の側面を見せる
犬同士の挨拶で、良く見られる行動です。敵意がないことを伝え、衝突をさけようとしています。
カーミング・シグナルとはもともと犬同士の友好的な関係を維持するために使われるものです。
よその犬と遊んでいるときにカーミング・シグナルが見られてもあわてないで下さい。犬同士の社会性を身につける為にも、むやみやたらに割って入ったりしない方がよいでしょう。状況を見て、本当にトラブルが起きそうなときにだけ対処しましょう。
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